特集避妊・生理トラブルから多くの女性を救う! カラダマネージャーがお送りするピル(OC)特集

女性の良きパートナー ピル(OC)の実力を知る! ピル(OC/低用量ピル)の本当の実力を知っていますか?避妊効果が非常に高いのはもちろん、生理痛を和らげるなど、女性にとって多くのメリットをもたらしてくれる、女性の良きパートナーなんです。「太るのでは?」「副作用が心配」など、間違ったイメージや誤解の多いピル。正しい知識をもち上手に活用すれば、本来、多くの女性を悩みから解放してくれる頼もしい存在です!本特集では、ピルの実力や服用方法について解説して行きます。

  1. Vol.1 ピル(OC)って何?
  2. Vol.2 ピルのメカニズム
  3. Vol.3 ピルを使うには

避妊だけではない、女性にとっての「生活改善薬」

避妊法として知られているピル(OC)ですが、それ以外にも、月経周期を整える、生理痛を和らげるなどの副効用も大きく、女性の生活の質を向上させてくれる「生活改善薬」なんです。
「最近は、ピルの処方希望と言って受診してくださる方も増えてきました」と産婦人科医の清水なほみ先生。まだまだピルについての理解が広まりきっていない日本ですが、少しずつピルユーザーは増えつつあります。まずは基本的な理解を深めていきましょう。

そもそも、ピル(OC)って何?

ピル(OC)とは、英語でOral Contraceptivesといい「経口避妊薬」のこと。一般的には「ピル」や「低用量ピル」と呼ばれています。ピルは「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という2種類の女性ホルモンが混ざった合成ホルモン剤です。
昔のピルは「中用量」というもので、ホルモンが多く、太りやすくなる副作用がありましたが、今のピルは「低用量」なので、ホルモン量をできる限り少なく抑えられています。高い避妊効果はそのままに、ホルモン服用による副作用が少ないのが特徴です。

OC = Oral Contraceptives(経口避妊薬)

女性の意思のみで行える! ピルの確実な避妊効果

ピルの最大の特徴は、その高い避妊効果です。
避妊効果の指標のひとつに「パール指数」というものがあります。これは「1年間にそれぞれの避妊方法を行った100人の女性のうち何人が妊娠するか」をパーセントで表したもの。つまり、パール指数が低ければ低いほど避妊効果が高い方法と言えます。

まったく避妊しなかった場合のパール指数は85%。ピルのパール指数は、飲み忘れがなければ0.1% です。つまり1年間ピルで避妊した場合、妊娠するのは100人中、わずか0.1人だけ。

ちなみに、もっともポピュラーな避妊方法であるコンドームは、途中でつけたり、膣内ではずれたり破けたりすることもあるので、実際のパール指数は15%くらいになってしまいます。オギノ式などのリズム法は、厳密に行えばパール指数は低いですが、一般的には25%くらい。ピルの0.1%という数字は、いかに高い避妊効果があるかを表しているといえます。

パール指数(各種避妊法使用開始1年間の妊娠率)

女性にとって多くのメリットがあるピルですが、その最大のメリットは「女性の意思で確実に避妊できること」。
コンドームやリズム法などは、男性のモラルに頼る部分も大きいですが、ピルなら女性の意思だけで、確実な避妊が行えます。女性が予期せぬ妊娠から自分のカラダを守るための、現状たったひとつの方法であると言えるのです。

避妊以外にも、生活を快適にするメリットがたくさん!

ピルは避妊以外にも女性にとってうれしいメリットがたくさんあります。ピルを服用している人を対象にしたアンケートでは、実に9割が避妊以外の目的で服用している、という結果も。以下に代表的なメリットをあげてみました。

生理痛の緩和 生理が来る度、毎月寝込んでいた人がピルを服用し始め、生理中であることを忘れてしまうくらい、ラクにすごせるようになるなど、生理痛の緩和に効果的です。 月経周期を整える 生理の周期がマチマチだったり、生理が長引いてしまうという人は、ピルによって月経周期を規則的にすることができます。次の生理が何月何日から始まるか把握できます。
月経量の減少 昼でも夜用ナプキンを使っているなど、月経量が多くて悩んでいる人にもピルは効果的。明らかに量が少なくなります。貧血の改善にも役立ちます。 子宮体がん、卵巣がんの予防 ピルは長期で服用すれば、子宮体がん、卵巣がん、内膜症など、将来の病気のリスクを減らすことができます。
ニキビの改善 生理前になるとニキビがひどくなるなど、ホルモンバランスの乱れによる肌トラブルにも効果があります。ピルを飲むことでホルモンバランスが整い、ニキビが改善されます PMS※(月経前症候群)の改善 生理前になると気分の落ち込みがひどく、仕事にも支障をきたす程だったという人が、服用を開始して精神的に安定して過ごせるようになるなど、 PMSの改善にも効果的です。※PMS…生理の1~2週間程前になると、気分が落ち込む、ネガティブ思考になるなど、女性の体に起こる身体的、精神的不快な症状のこと。 生理日のコントロール 学校行事や仕事、旅行、スポーツの試合など、予定に合わせて生理日をコントロールできます。生理日を早めたり、遅めたりするなどの調整がカンタンです。

カンタン便利♪「ピルメール」サービス開始! Karada Managerの女性専用サービス「Karada Manager for Women」では、2011年8月25日より「ピルメール」をスタートしました!配信希望時間を設定するだけで、あなたのアドレスにピル(OC)服用のお知らせメールをお届けします。また、ピルメールに記載されたメールアドレスにそのまま返信するだけで、服用履歴を記録・管理することが出来ます。飲み忘れ防止や、服用したかのチェックに、便利なメールサービスです!
ピルを飲む時間になったら、メールでお知らせ 飲み忘れ防止に! ピルを飲んだか記録・確認できる! ※Karada Manager for Womenは携帯専用サイトです。 ※Karada Manager for Womenをご利用いただくにはfor Women会員またはプレミアム会員登録が必要です。

避妊目的はもちろん、上記のようなメリットを得たい方は、ぜひピル服用の検討をおすすめします。
次回は、なぜピルで避妊が可能になるのか、そのメカニズムをはじめ、カラダへ及ぼす影響を解説します!

監修


産婦人科医 清水なほみ先生
ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ院長。婦人科や女性心療内科の診療を中心としたクリニックで、女性のココロとカラダをサポートする。女性医療ネットワーク発起人・NPOティーンズサポートの理事長も務めている 。 (旧姓:須藤なほみ)

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「すべての女性に美と健康を」をコンセプトに、女性のカラダをサポートしてくれるクリニック。婦人科・女性心療内科での一般的な診療はもちろん、代替医療によるホリスティックな医療や未病治療、検診による早期発見、セミナーやネットを通じた健康啓発といった多角的なアプローチを行っている。
▼「ビバリータ」
http://www.vivalita.com/index.html
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ピルコラムVol.1

現代女性は生理回数が増えている!?

平均1人の子どもを産むか産まないかの現代女性。その生涯の生理回数は450回~500回と言われており、昔の女性と比べて、格段に回数が増えているのが現状です。これらは、子宮内膜症、乳がん、卵巣がんなどの病気が増加傾向にある原因のひとつと考えられています。
ピルで排卵を止めることで、卵巣を休ませ、これら病気のリスクを軽減することができます。

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