特集カラダマネージャーが贈る新年最初の特集は、アーユルヴェーダメソッドで実践する「体質改善」!

肩こり、冷え症、生理痛…慢性的な体質のお悩み。新年最初のテーマは「体質改善」。監修に日本アーユルヴェーダ協会理事・西川眞知子先生を迎え、5000年の歴史を持つ伝統医療「アーユルヴェーダ」のアプローチで、体質を改善する方法をご紹介します。気持ちも新たな新年に、カラダのお悩みも一緒に改善しちゃいましょう。

  1. Vol.01 インドの伝統医学『アーユルヴェーダ』とは?
  2. Vol.02 偏頭痛、にきび、ドライアイの改善
  3. Vol.03 肩こり、腰痛、生理痛の改善
  4. Vol.04 便秘、痔、冷え症の改善

Vol.4 便秘、痔、冷え性の改善 ????、??????、???? ?????

体質改善特集最終回は、便秘、痔、冷え症に対する改善方法をお届けします。冷え症はこの季節、多くの方を悩ませるタイムリーな項目といえます。さっそくお試しくださいませ!(文:里見有美/撮影:石引 卓/モデル:窪田多恵子)

便秘、痔、冷え症

便秘 ????

便秘の原因には、食生活はもちろん、精神的ストレスや運動不足なども挙げられます。最近では、便意をもよおしても仕事や家事ですぐトイレに行けない、忙しくて行く時間がない、というように、排便のリズムが狂うことで便秘になる方が多いようです。「出勤前の10分間は(たとえ便意がなくても)必らずトイレタイムにする」など、まずは、排便の時間やタイミングを自ら規則正しく調整することが、便秘解消の糸口となるはずです。

焼きリンゴ&ひまし油

便秘を解消する食事としてのオススメは、植物繊維です。けれど、ひと言で食物繊維といっても、「水溶性植物繊維」以外の食物繊維は、消化に負担がかかり、お腹が張ってしまう可能性もあります。

「風」のエネルギーの影響からくる便秘には、水に溶ける水溶性食物繊維「ペクチン」を摂取してみましょう。リンゴに多く含まれる「ペクチン」は、熱を加えると吸収力がアップするので、オーブンで丸ごと焼きリンゴにして頂きます。また、頑固な便秘症の方は、便の出をスムーズにするために、「ひまし油」を大さじ1杯ほど飲むと良いでしょう。

ポイント
ひまし油の効果をさらに高めたい方は、ひまし油大さじ1に、擦りおろしたショウガ小さじ1を加えて飲んでみましょう。ドロドロして飲みにくいかもしれませんが、就寝前にグッと飲んでおくと翌朝、驚くほど快便になるはずです。
腸の刺激マッサージ

腸の流れに沿って刺激を与えるマッサージは、直接腸に働きかけるため、便秘の方にはおすすめのマッサージ法です。腸は、ひらがなの「の」の字の方向に巻いているので、まずは右側にある上行結腸を刺激します。

その次に左側の下行結腸を刺激することで、本来の腸の動きをサポートできます。ちなみに、下痢の時は「の」の字の反対側から刺激を与えると良い、とされています。

ポイント
仰向けに横になり、小さく折り畳んだフェイスタオルを右脚の付け根(右の下腹部あたり)に置きます。次に、フェイスタオルを挟み込むようにして、右膝を曲げて胸に引き寄せます。タオルで上行結腸を圧迫することで腸内の便が動き始めます。右を刺激したらタオルを左足側に置き替えて、左膝を曲げて下行結腸を刺激しましょう。

痔 ??????

アーユルヴェーダにおいて、「痔」に対するアプローチは、かなり昔から行なわれていたそうです。2500年前には、なんとお釈迦様も痔になったといわれ、薬草の液に浸した糸で患部を縫ったという外科手術まで存在していたようです。

痔は「火」のエネルギーが過度になることで起こると考えられています。今回は、肛門まわりの血流を促すためのヨーガのポーズと、食事面のケア方法をご紹介します。

「アシュビンムドラー(馬)」のポーズ

「アシュビンムドラー」と呼ばれるヨーガのポーズがあります。日本語にすると「馬のヨーガ」。まさに乗馬をしているような動きが特徴です。

やり方は非常に簡単で、椅子に腰掛け、お尻の穴を引き締めるだけです。普段あまり使わないお尻の穴のまわりを引き締めることで、肛門にある括約筋が鍛えられ、肛門まわりの血流を良くする効果も得られます。

ポイント
椅子に座り、息を吸いながら肛門を締めます。緩めるときは息を吐くようにしましょう。この、肛門を締めて緩める、という動きをリズミカルに行なうと、まるでパカパカと乗馬している時のように、カラダが小さく上下に動くはずです。仕事の合間やテレビを見ながら、気の向いた時にこまめに行なうと良いでしょう。また、通勤時につり革に掴まりながら立って行なうのもオススメです。

目の体操

食事面のセルフケア

痔の際の食事で気をつける点は、痔を悪化させる食物を控えること。特に辛味を感じるもの、酸味や苦みの強いものなど、とにかく「口」で刺激を感じるものは、出る時も同様に刺激を感じさせるので控えるようにします。できるだけ優しい味の、消化の良いものを口にしましょう。また、赤身のお肉は「火」による悪化を増加させますので、こちらも控えるようにします。

冷え性 ???? ?????

ヨーガは冷え性全般に良い、と言われています。特にヨーガの基本の動きでもある「太陽礼拝」のポーズは、気の巡りを良くするポーズとして知られています。

アーユルヴェーダでは、冷えは「気の巡りの悪さ」に起因すると考えます。気の巡りが悪いと血流も悪くなり、冷えに繋がります。簡単にカラダを温めるなら入浴が最適ですが、その際はお湯の温度を41度までに設定しましょう。冷えは交感神経が優位になり過ぎている状態なので、41度以下のお湯に20分ほど、ゆったりと浸かってリラックスすることが大切です。

ウコン入り足浴

ウコンは血管拡張の作用があるため、インドではカラダを温めるスパイスとして、古来より重宝されてきました。日本でも昔は、たくあんをウコンで黄色く着色していたそうです。

インドでは、赤ちゃんの産着をウコンで染めており、これは温め効果だけでなく皮膚病の予防にもなっています。ウコンには、温め効果や乾燥による肌荒れ、炎症などを抑える効果があり、ブライダルエステの先進国でもあるインドでは、牛乳の皮膜(牛乳を温めたときに出来る白い膜)とウコンを混ぜ合わせたものをパックとして使っていたともいわれています。

ポイント

バケツ1杯のお湯(約41度まで)に、ウコンパウダーを小さじ1杯程度入れて足浴します。その際、「三陰交」と呼ばれるツボ(内くるぶしから指3本分上の部分)まで入れるようにします。

さらに「火」のエネルギーを増やす「マルマ(ふくらはぎ中央にあるヒラメ筋の部分)」まで入れるとさらに温め効果がアップします。両足をお湯から出した時、どちらか片方の足の赤みが弱い場合は、さらにその足だけ3分間長く浸けます。
※ウコンパウダーは、スーパーの調味料コーナーにある「ターメリック」で代用できます。

カラダを温める食事法

冬は、「冷たさ」や「乾燥」を招く「風」のエネルギーが強くなる季節。この時期は「温かさ」や「湿り気」を持つ食べ物の代表ともいえる「お鍋」がオススメです。

鍋には、根菜類(特にごぼうとショウガは必需品)を入れると良いでしょう。暑い地域の南半球で採れる食べ物よりも、北半球で採れる食べ物を選ぶとカラダが温まります。その際、ごま油を少量加えると根菜類の吸収率が高まります。

また、白くて甘い「白米」もカラダを冷やすため、主食は玄米を選びます。玄米には「発芽する力」が凝縮されているため、栄養もたっぷり摂取できます。できれば1日しっかりお水に浸して炊くようにしましょう。胃腸への負担が軽減されます。

日本料理の必需品である「お味噌」は、「火」のエネルギーである発酵食品の代表格。内蔵の消化力を高めますので、お味噌汁は毎日頂きたいものです。やわらかく炊いた栄養価の高い玄米と、旬の野菜、根菜類を使ったお味噌汁を頂くだけで、冷え性対策は十分かもしれません。

毎日の食事はカラダのエネルギーや心のバランスを保つために欠かせないもの。冷え性を改善するために、まず日々の食生活を見直すことから始めてみましょう!

毒素を出すプチ断食法

アーユルヴェーダにおいて、心身のバランスを整えるためには、「食事」は非常に重要な要素のひとつと考えられています。ただし、食事の内容や量などのバランスが悪くなったり、カラダに余分なものや不必要なものが停滞してしまうと、心身のバランスが崩れ、不調を招きます。不調を感じたら、初心者でもトライしやすい「プチ断食」で内蔵の負担をいったん休めてあげましょう。

ポイント
  • 週末などを利用して3日間かけて行ないましょう。
  • 2日目は白湯のみを頂き、食事は摂りません。
  • 3日目から徐々に普通食に戻していきます。
参考スケジュール
参考スケジュール

以上、本特集では、アーユルヴェーダメソッドに則った体質改善アプローチ、9項目をご紹介しました。“生きるための知恵”を結集した医学、アーユルヴェーダの改善方法を取り入れて、慢性的なお悩みの解決にお役立てくださいませ。

  • Vol.01 インドの伝統医学『アーユルヴェーダ』とは?
  • Vol.02 偏頭痛、にきび、ドライアイの改善
  • Vol.03 肩こり、腰痛、生理痛の改善
  • Vol.04 便秘、痔、冷え症の改善

監修

西川眞知子先生

日本ナチュラルヒーリングセンター代表、株式会社ゼロサイト代表取締役、アーユルヴェーダ医療融合協会理事、日本アーユルヴェーダ協会理事、日本アーユルヴェーダ学会評議員、国際アーユルヴェーダ振興協会会長。アーユルヴェーダやヨーガを始めとした世界の自然療法及び代替療法を、日本人に取り入れやすい新たな切り口で、セミナーや講演会、企業コンサルティングを行なっている。

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ウコンのチカラ

足浴に利用するウコンは、血管拡張作用のあるクルクミン成分がポイントとなります。ウコンには「春ウコン」と「秋ウコン」があり、クルクミンの含有量が秋ウコンのほうが豊富。お店で買い求める際、ウコンの種別を選べるようでしたら「秋ウコン」がオススメです。ちなみに、春ウコンは精油成分(エッセンシャルオイル)が豊富に含まれています。

すぐ使いたいヒンディー語
  • ブラフマー ???????
  • ヴィシュヌ  ??????
  • シヴァ ???

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