特集カラダマネージャーが贈る新年最初の特集は、アーユルヴェーダメソッドで実践する「体質改善」!

肩こり、冷え症、生理痛…慢性的な体質のお悩み。新年最初のテーマは「体質改善」。監修に日本アーユルヴェーダ協会理事・西川眞知子先生を迎え、5000年の歴史を持つ伝統医療「アーユルヴェーダ」のアプローチで、体質を改善する方法をご紹介します。気持ちも新たな新年に、カラダのお悩みも一緒に改善しちゃいましょう。

  1. Vol.01 インドの伝統医学『アーユルヴェーダ』とは?
  2. Vol.02 偏頭痛、にきび、ドライアイの改善
  3. Vol.03 肩こり、腰痛、生理痛の改善
  4. Vol.04 便秘、痔、冷え症の改善

Vol.2 偏頭痛、にきび、ドライアイの改善 माइग्रेन、मुँहासे、सूखी आंख

アーユルヴェーダ体質改善特集、第2回からは、アーユルヴェーダのメソッドで、具体的な改善方法をご紹介していきます。今回は、偏頭痛、にきび、ドライアイに関するアプローチ。不調が表に出やすい頭部をケアします!(文:里見有美/撮影:石引 卓/モデル:窪田多恵子)

偏頭痛、にきび、ドライアイ

偏頭痛 माइग्रेन

アーユルヴェーダでは、頭痛の原因は多岐にわたると考えます。頭痛には、緊張や不安、冷えによるもののほか、エネルギーバランスの乱れ、ストレスや毒素の蓄積によるものがありますが、偏頭痛は「火」のエネルギーが乱れている証拠。ここでは頭の痛みを緩和する対処療法を紹介します。

頭のマルママッサージ

頭のマルママッサージ人間のカラダには「マルマ」と呼ばれるツボがたくさんあります。特に偏頭痛を軽減させるには、眉間にある「マルマ」を刺激するマッサージが即効性もあり、おすすめです。強くなり過ぎた「火」のエネルギーを弱めるために、火を鎮めるように左回転をする動き取り入れながら刺激すると良いでしょう。

ポイント
頭のマルママッサージは、両手の指を痛気持ちいい強さで左回転させながら眉間を押すだけでも効果があります。さらに行なう場合は、親指でこめかみを刺激しましょう。その際、自分に対して左巻きになるように指を回転させながら刺激を与えます。回転を続けながら、指を下方向へおろし、耳の前を通過して耳の後ろにある突起した骨の部分(乳様突起)を親指でやさしく刺激してみましょう。
簡単フェイシャルスチーム

ハーブを使ったスチームで、こわばった皮膚や筋肉を緩めて痛みを緩和します。ハーブはミントのオイルがおすすめです。湯気が立つくらいのお湯を洗面器などの大きめの器に入れ(約100cc)、ミントのエッセンシャルオイルを5~6滴入れます。目をつむり、ゆっくりと鼻で呼吸をするようにします。特にはく息に重点を置くと緊張が緩みやすくなります。

にきび मुँहासे

にきびは体内の老廃物や毒素が外に出ようとしているサイン。アーユルヴェーダでは、肌の炎症の大半は毒素の蓄積やエネルギーの乱れ、さらに乾燥も原因のひとつと考えます。また、カラダのなかに「火」のエネルギーが強くなると、にきびができやすいといわれます。ヨーガによる対処療法も効果的ですが、刺激物や塩分、お酒や油分を控えた食事を心がけましょう。

ヨーガ「ねじりのポーズ」

にきびができる時は、「火」のエネルギーが強くなり過ぎている証拠。ここでは、火のエネルギーを沈静化するヨーガのポーズを紹介します。カラダを右にねじると「肝臓」に、左にねじると「胃」にアプローチします。また、しっかりと後ろまでねじると「腎臓」にもほど良い刺激を与えられます。

「ねじりのポーズ」

ポイント
まず、両脚をのばして床に座ります。左脚の膝を曲げ、右脚の膝の近くに左脚を置きます。背中が猫背にならないようまっすぐに骨盤を立て、上半身を左にねじりましょう。この時、右手の肘を曲げた膝にかけます。息を吐きながら、ゆっくりと行ないましょう。反対側も同じように行ないます。
食生活「朝一番に白湯を飲む」

人間は、寝ている間に汗や呼気からたくさんの水分を失うため、朝は体内の巡りが悪くなりがちです。内臓への負担が少ない白湯を一杯飲むと、老廃物である尿や便が外に出やすくなります。また、朝起きたら「舌」の状態をチェックしましょう。白い苔が溜まっている場合は内臓が汚れているサイン。スプーンのへりを使ってキレイに掃除しましょう。

白湯の作り方
水を入れたやかんやお鍋を火にかけ、いったん沸騰させます。その後、10〜15分ほどおいて熱を冷まします(約50度くらいが適温)。あえてカラダのなかに「火」の要素を入れることで、カラダのバランスをとります。できれば電気ポットよりは、きちんと「火」にかけてお湯を沸かすようにしましょう。

ドライアイ सूखी आंख

アーユルヴェーダにおいて、目は「火」の多い場所。パソコンや携帯電話の画面で目を酷使している方、コンタクトレンズで目に負担をかけている方、また、エアコンによる乾燥でドライアイになってしまった方など、目の疲れに悩む方は多いようです。「火」のエネルギーが強くなり過ぎた方には、目をクールダウンさせる運動やケアをすると良いでしょう。

目の体操

「目の体操」と聞くと不思議な感じがするかもしれません。けれど、日常生活で多くの時間、モニターを見つめている目の筋肉は、思っているよりも凝り固まっている可能性があります。あえて普段しないような目の動きで筋肉をほぐすことは、疲れを取るためにも非常に効果的です。

ポイント
目の体操は、両目同時に行ないます。まず両目で上を見てから徐々に回転させていきます。時計回りに、ゆっくりと眼球を回転させましょう。12時→3時→6時→9時→12時の順です。約3秒ずつ、各ポイントで目を止めながら回転させ、一周したら反時計回りに同じ動きを繰り返します。最後は目を閉じて休めてあげましょう。

目の体操

ハーブのコットンケア

「火」の力によって起こるドライアイは、ハーブの力で火を沈静化させると良いでしょう。「カモミール」や「カレンデュラ」のほか、「アイブライト」と呼ばれるハーブもおすすめです。ひとつまみのハーブをお湯で淹れてハーブティーとして頂くほか、抽出エキスをパックするコットンケアも効果的です。

コットンケアのポイント
お湯で淹れたハーブティーを冷蔵庫で冷やした後、コットンに浸して目の上からパックのように当ててみましょう。目のなかに入らないように目をしっかりと閉じ、横になって行なうと良いでしょう。

どこでも即できる! 手を使ってできるナチュラルスチーム!

両手のひらを目に当てている様子人間のカラダはすべて1枚の皮でつながっています。カラダは、ストレスや緊張、疲労が溜まるとこわばってしまうため、意識的にほぐすケアを心がけましょう。両手を使ったナチュラルスチームは、どこでもすぐにできるリラックスケア。

両手を素早くこすり合わせ、温かくなったらすぐに両目に当てます。すると、手のひらから遠赤外線と自然な蒸気が出てくるので、ゆったりとカラダまでほぐれるはずです。

第2回は、実践編として頭部のケアを中心にご紹介しました。次回は、肩こり、腰痛、生理痛に対する改善方法をお届けします。特に肩こりはアンケートでも、もっとも多く挙げられたお悩み。ご期待ください!

  • Vol.01 インドの伝統医学『アーユルヴェーダ』とは?
  • Vol.02 偏頭痛、にきび、ドライアイの改善
  • Vol.03 肩こり、腰痛、生理痛の改善
  • Vol.04 便秘、痔、冷え症の改善

監修

西川眞知子先生

日本ナチュラルヒーリングセンター代表、株式会社ゼロサイト代表取締役、アーユルヴェーダ医療融合協会理事、日本アーユルヴェーダ協会理事、日本アーユルヴェーダ学会評議員、国際アーユルヴェーダ振興協会会長。アーユルヴェーダやヨーガを始めとした世界の自然療法及び代替療法を、日本人に取り入れやすい新たな切り口で、セミナーや講演会、企業コンサルティングを行なっている。

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