『東京近郊ゆる登山』著者・西野淑子先生監修ゆる登山入門

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Vol.3 少しレベルアップ:おすすめスポット

『ゆる登山入門』第3回は、前回に引き続きスポット紹介回。

少しレベルアップしたおすすめスポットをお届けします。

標高の高い山では、低山に比べて頂上からの景観もそこに生える植物なども変わり、また趣の異なる素晴らしさがあります。(文:里見有美/撮影:金澤智康、石引 卓/高低図作成:西野淑子・実業之日本社 2010〜2012)

ゆる登山的「いい山」3つのポイント

今回は、様々な山に登っている西野先生が魅力を感じる「いい山」とはどんな山なのかを教えて頂きました。

実際に「どの山に登ろうか?」に迷った時の参考にしてみてください!

良い山のポイントは、大きく分けて3つなのだそうです。

1.適度に歩きごたえのある山
2.山頂や道中に美しい景色のポイントがある山
3.気持ちよく歩き終われる山

1.適度に歩きごたえのある山
「登山を楽しむうえで非常に重要なポイントが、『適度な歩きごたえ』という感覚です。

大変な思いもせずにサッと登れて、サラリと下山できてしまう山も、それなりにラクで楽しいのですが、『登ったんだ!』という達成感があると、山の楽しさと感動はずっと大きくなります

下山後に山を見上げて『あんなに高いところまで登ったのか!』と感じられたり、『足がくたくた!

今日は結構がんばったなぁ』と自分を褒めてあげたくなるような山が、また登りたいと感じさせる『いい山』です」。

2.山頂や道中に美しい景色のある山
「頂上に行けば絶景が見られる!それを目標に登る登山もあるかもしれませんが、ゆる登山では道中にある美しい景色こそが、山を100倍楽しくするエッセンスになるんです。

頂上に行く途中で、美しい景色がブワーッと広がっているポイントがあったり、山の花がたくさん咲いていたり、どーんと立派な富士山などが見えると、それだけでテンションが上がりますし、長いルートを同じペースで延々と歩く登山のなかにテンポが生まれます。

なにより不思議なくらい元気が沸いてくるんですよね。

なんのビューポイントもなく、延々と暗い樹林帯を歩き、絶景は頂上だけ、という登山では苦行のようですよね。

初心者さんほど、絶景ビューのある山やコースを選ぶといいですよ」。

3.下山ルートが快適で、気持ちよく歩き終われる山
西野淑子先生 「初心者の方は特に、頂上に着いたらゴール!! だと思いがちですが、本当のゴールは下山を終えてからです。

頂上に着いたということは、下山しなければならないということ。

それを忘れてはいけません。

となると、必然的に残りの下山ルートは快適でラクチンな道のほうがうれしいですよね。

登りよりも下りのほうが短時間で済むルートや、頂上付近からケーブルカーで下山OKという山などをチョイスすると、特に初心者さんは「楽しかった!」と感じる方が多いようです(笑)」。

皆さんもぜひ、『登り途中に美しい景色や草花を楽しめて、下山が快適な、ほどよく歩きごたえのある山』を、チョイスしてみてくださいね!
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