相田歯科クリニック院長・歯学博士、相田能輝先生監修 口呼吸→鼻呼吸に変えるだけで健康&美容面に効果アリ!

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Vol.1 日本人の多くは口で呼吸している!?






突然ですが、普段の呼吸を口で行なっている方は要注意です! 第1回は、口呼吸がなぜ良くないのか、口呼吸をする人の特徴などを相田先生にお聞きしました。(文:里見有美/撮影:石引 卓/イラスト:オカヤイヅミ)












身体の入り口である「口内環境」を改善!それだけで、身体の不調のいくつかは解消する!?







―口内環境を良くするだけで、手荒れやリウマチ、アトピーなど免疫疾患を軽減させる効果が期待できる―
このような驚きの事実を、歯科医師の立場から提唱し続けている相田先生。先生は、口内環境を良くするために口呼吸をやめて「鼻呼吸」をするように、3年前から患者さんをはじめ、世のなかに発信し続けています。






「とはいえ、なかなか浸透していかないのも事実。口呼吸をすることが悪いことである、という意識が薄いんですね。ただ、ひどいアトピーだったり、免疫力が落ちている方に鼻呼吸をおすすめすると、薬を使わなくてもみるみる改善された、という事実もあります。そのくらい『口』というのは重要な場所なんです。






口は、身体のすべての入り口になります。空気も、水分も、栄養源となる食事も、すべて口から摂取しますよね。この入り口の環境が悪ければ、身体のなかもおのずと汚れていくもの。例えば、自分の家を見回して下さい。もし玄関が汚ければ、部屋のなかもおのずと汚れていようなもの。入り口というのは非常に重要なんです。最近、東京湾の水質がグンと美しくなったのですが、その理由は東京湾に流れ込む多摩川の水質を改善したからなのだとか。人間の身体も、玄関や多摩川の水と同じ。口内環境を美しく、正常な状態にしておくことは、身体の不調を改善させるカギとなるのです」。






“入り口”から入ってくる外敵は、“鼻呼吸”でブロックするのがベスト!






相田能輝先生






口内環境を良く保つには、日頃からのメンテナンスはもちろんですが、相田先生は「口呼吸をやめて、鼻呼吸にすることこそが、身体の状態を良くする一番のポイント」と言います。
「口で呼吸すると、ウイルスや冷たい空気などがダイレクトに身体の中に入ってしまいます。鼻呼吸にすれば、鼻という長いルートを通過するため、その途中で空気は温められますし、鼻の奥にある『上咽頭』と呼ばれる部分では、さまざまな外敵のウイルスを攻撃してくれる機能も備わっています。身体には、悪いものを極力取り入れない仕組みができているわけです。だからこそ、口呼吸ではなく、動物が本来している“鼻呼吸”に戻すことが非常に重要と言えるのです」。








特に女性や子どもに多いとされる「口呼吸」メインのライフスタイル









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