腸セラピスト・養腸家 真野わか先生監修 バウエルマッサージで美腸習慣

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Vol.1 腸が健康&美容にもたらす影響

腸は人間のコンディションに密接に関わっている臓器。美腸習慣を目指す特集第1回は、基本編として腸の働きや性質について、真野わか先生にお話を伺いました。(文:里見有美/撮影:金澤智康/モデル:窪田多恵子)



栄養分をインプットする小腸、不要物をアウトプットする大腸
「腸というのは、大きくふたつのパーツに分けられます。ひとつは小腸、もうひとつは大腸です。小腸は栄養分(栄養素)を体内に取り込む場所で、取り込んだ栄養分は血液を介して身体中に送られてます。

一方、大腸は栄養分を吸収し終えた食物のカスなどを便に作り変え、排泄の準備をする場所です。いわば、小腸は栄養分を身体にインプットする臓器、大腸は不要物を体外に排出する、アウトプットのための臓器ともいえます。腸の活動が衰えると、栄養分がインプットされなかったり、不要物が排出されなくなるため、身体は不調をきたします。小腸、大腸の動きがスムーズであることが、健康的な身体には欠かせないのです」。

栄養分が小腸壁から吸収されなければ、お肌や髪、爪にも栄養が届かなくなり、カサカサ肌になったり、大腸に便が留まると、老廃物や悪臭ガスが体内に再吸収され、肌荒れや口臭、体臭の原因になるそう。それほど腸の好不調は、健康と美容の維持に深く関わり、お肌や見た目に大きな影響を与えるのです。

真野わか先生


腸は、柔らかく温かい状態がベスト!
「女性の骨盤周囲は、腸のほか女性特有の臓器(子宮や卵巣)もあるので、男性より動きが滞りやすい傾向です。しかも腸は、消化器官のうち、消化・吸収・排泄と、多くの仕事を抱え、常に疲労が溜まりやすい。疲労した腸は、血流や便も滞りがちになります。また、腸は仕事や人間関係を始めとするストレスに弱く、マイナスの影響を受けやすいんです。

ストレスを感じるとお腹を下したり、逆に便秘になったりするのはそのため。それ以外にも、腸の動きが良くないことで太りやすくなったり、ストレスで過食がちになったり、人によっては身体に刺激を与えるようなジャンクフードが欲しくなることも…。この状態が続くと、腸の動きづらい悪循環が止まらず、腸自身の冷えや慢性的な便秘、下痢状態から抜け出せにくくなります。腸は本来、温かくて柔らかい臓器。お腹に不調を感じている方は、意識的に腸を温めてほしいですね」。


ホルモンを分泌するのは脳だけじゃない!?



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